【中国語】劉老師の三鮮餡餃子(おまけ)
日本では一般に春節を祝わないので、
中国人の劉老師のお宅では春節に家族みんなで餃子を作るそうです。
普段餃子は一人で黙々と作るので、
みんなで餃子を包んでいると「ああ春節だな」と劉老師は思うそうです。
中国では餃子は主食兼おかず。
これ一品でご飯が完成するので料理をする側にとっても楽。しかも冷凍可能。
餃子を作る → 包餃子。(bao zhaozi)
【劉老子の水餃子レシピ】
◆材料 (分量は適当。野菜と肉類は5:5が基本だが、好みで適当に)
豚肉ミンチ(猪肉末)、炒り卵(炒鸡蛋)、干しえび(干虾)、ニラ(韭菜)
塩、味の素、油(サラダ油等クセの無いもの)、醤油
タレ:醤油+お酢+ごま油(香油) or ポン酢
◆手順
①炒り卵を作って冷ます
②干しえびを小さくちぎる
③ニラを刻む
④豚肉と醤油と油をよく混ぜる
⑤①〜④をよく混ぜる
⑥塩と味の素を少々加える
⑦餃子の皮にしっかり包む (包み方は写真)
⑧お湯に餃子を入れて湯がく
⑨タレをつけて頂く
※⑥がコツ。早く塩入れてしまうと水が出て美味しく見えない。
④の油が材料全体に混ざって、油のコーティングが出来てから塩を加える。
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日本の餃子にはニラとニンニクがつきものだが、
中国ではこの食材の組み合わせはあり得ないらしい。
というのもニンニクもニラも味の分類としては「辛」に属するので、
同じ属性の食材を合わせることはないそうです。
特にニンニクはクセが強く他の食材の風味を飛ばしてしまうので、
具としては使わず、タレに入れて使うことが多いとのこと。(胡麻油も同様)
「辛」の性質のある食材:ネギ、生姜、ニラ、ニンニク
ニラは単体で使用する・・・風味が弱いので他の「辛」と使うと味がなくなってしまう。
ニンニクはタレに使う・・・具材にすると強すぎる
ネギは単体で使用する、ただし生姜とは合わせて使う事がある。
生姜は単体で使用する、ただしネギとは合わせて使う事がある。